連載で描いている漫画家はどのようにして生産性を高めている?

アシスタントを使って作業を分担する

週刊雑誌に漫画の連載を行っている漫画家は、毎週20ページ近くの原稿を描いて納品する生活が続きます。常にスムーズに原稿を描けるとは限らないため、様々な方法を使って生産性を上げ、締め切りに間に合わせています。では、具体的に漫画家はどのようにして原稿の生産性を高めているのでしょうか。まず、連載を行っている漫画家であれば必ずといっていいほど利用しているのがアシスタントです。漫画はキャラクターのほかに風景などを描きますが、キャラクター以外の絵をアシスタントに任せる、つまり共同作業で原稿を描くことで仕上げを早くするわけです。締め切り間近で切羽詰まっている場合は、漫画家がキャラクターの顔しか描かず、体の部分すらもアシスタントに任せることがあります。

ホテルなどに泊まり込んで描くことも

次に、「缶詰」と呼ばれる方法で生産性を高めることがあります。これは、漫画家を自宅ではなく、旅館やホテルの一室などに閉じ込め、編集者がつきっきりで原稿を描かせるというものです。自宅で仕事をすると、電話がかかってきたり、食事を作ったりと、どうしても集中力が途切れがちになりますが、宿泊施設の一室に閉じ込めれば、外部からの接触はなく、食事はすべて調理されたものを運び入れることによって、原稿に集中することができて、早く描けるというわけです。ただ、上記のような方法を採っても、締め切りまでに原稿が間に合わないこともあります。そうした場合は、新人漫画家にあらかじめ描かせた原稿が代わりに入って、埋め合わせを行うことが多いです。

ワークフローは、仕事や作業などにおける工程を指し示す言葉です。効率的かつスムーズな運営を図るためには、充実させることが求められます。